ショーン三宅 & 敬老理事会様、
お喜びください。拙ブログ『拝啓 ショーン三宅殿』の読者がうなぎ上りなのです。読者から紹介されて読まれる方がどんどん増えております。そして、あなた方が見下した「声高きグループ」の方針に共鳴し活動を共にしたいという方も日に日に増えているのです。
特にこの頃は、その勢いが物すごいです。あなた方が犯した理不尽が、日系社会の全ての構成員に知れ渡るのもそれほど先の話ではないでしょう。
ご丁寧にもあなた方理事会の10人は、「敬老の過去、現在、将来」と題した投稿を連名で載せました。日系コミュニティーの多くの構成員が、そこに記されたあなた方の名前に理不尽を犯し続ける張本人という称号を重ねるのです。
前回、「職員一人当りのレント$1,046」という表現を用いました。その際、新しくCEOにおさまった方を入れると13人の職員と書きました。これはKEIROのウェブサイトに載る職員の数です。それにしても不思議です。その13人の肩書を拝見するにつけ、KEIROの非現実性が浮かび上がるのです。
CEOがいて副CEOがいらっしゃる。社長と副社長です。職員13人の企業に、果たして社長と副社長の二人が要るのかと頭をかしげたくなりますが、そういうこともあるでしょう。ですが、Chief Administrative Officerという肩書をお持ちの方もおられる。日本語に訳すと、筆頭取締役となるでしょうか。この方は以前からこの役職に就かれてましたので、 致し方ないでしょう。
社長の右腕というニュアンスの役職だったですね。ですから首をかしげたくなるのです。果たして、今回新しく設けられた副社長という役職が必要なのかと。職員13人の組織です。その内の3人を、社長、副社長、筆頭取締役が占めるというのは、世界中探してみても珍しいのではないでしょうか。
KEIROの非現実性は続きます。重役のご三方を除いた10名のうち、9名の方が立派な肩書をお持ちなのです。肩書のない方はお一人だけです。
役職の一つにHealth Promotion Specialistというのがあります。これは問題ないと思います。KEIROが誇ってやまない「元気リビング」を統括する役目ですから。これは売却前からKEIROが運営した部署で現在も続いているからです。
以前この場で書きましたが、三宅さんがかかげたKEIROのビジョンは只の一つでした。売却によって生じる7000万ドル以上のお金を投資し、そのリターンを用いて「元気リビング」を運営する。そのことを遂行するには、このHealth Promotion Specialistは無くてはならない存在でしょう。たぶん、売却前からこの方一人で「元気リビング」を切り盛りしておられたようですし。
すると、次のような見解が可能になります。旧敬老四施設の居住者600人と多数の職員を管理するために必要だった高級職員は、居住者と職員を手放した現在、その役目はなくなったという見方です。
拝啓 ショーン三宅 & 敬老理事会殿、
旧敬老四施設を司るのに、社長とChief
Administrative Officerだけで済んだ。それを、13人の職員となった今、何故に副社長というポストを追加しなければならないのでしょうか。一日中逆立ちしたとしても、その答は出て来ないでしょう。
居住者600人と多数の職員を含む大所帯の経理を担当するのがaccounting managerの職務だったでしょう。素人考えですが、13人の職員となった現在、accounting managerのする仕事は何なのかという素朴な思いが浮かんできます。
大人数の職員を抱えた旧敬老の人事部は、猫の手を借りたいほど忙しかったでしょう。しかし13人の職員となった今は、閑古鳥の鳴く部署になったに違いありません。人事部長のする仕事はほとんど無くなったのではないでしょうか。えっ、まさか。それで副社長という役職を新設したということはありませんよね。
一般社会ではレイオフということがしょっちゅう行われます。仕事がなくともレイオフされないKEIROは、夢のような職場ということになります。ですが、忘れないでください。その余計な支出が日系コミュニティーに属すべき7千万から賄われていることを、コミュニティーの構成員の皆が知るようになるのもそれほど先の話ではないことを。
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