Wednesday, October 19, 2016

7千万ドルの使い道。



敬老理事会様、

1015日に『語ろう、分かち合おう-敬老が支配する推定7千万ドルの正当な使い道』と銘打ったコミュニティ・フォーラムを催しましたが、やはり敬老理事会は我々の招待を拒否されましたね。「敬老売却反対」を訴えた去年1123日のTown Hall Meetingにも出席を拒まれましたし、 今年123日に催した「Speak Out」にも顔を見せなかったですね。
私はこれを書きながら、今年719日付の羅府新報を読んでいます。敬老理事会メンバー10人の連名による『敬老の過去、現在、将来』と題した投稿文です。そこに、「高齢者を守る会」のことを“敬老との関わりが限られているか、あるいはほとんど関わりがない声高い小グループが売却を阻止しょうとしました”と表現されました。
日系最大の新聞紙上で「声高い小グループ」と見下したほどの小さなグループなのに、何故にあなた達は、それほどまでにビクビクされるのですか。招待を受け入れ、日系高齢者のことを憂う人々の前に現れ、あなた達の正当性を高らかに訴える最高の機会ではなかったですか。
Judi Chu, Maxine Waters両連邦下院議員もお越しになりました。日系コミュニティーの中で日系高齢者を代表するのは「高齢者を守る会」ではなくあなた達だと、正々堂々と両議員に訴える絶好の機会だったのですよ。惜しいことをしたもんだ。
とはいえ、いくら小さいグループと見下しても、あなた達が日系コミュニティーの前に出てくることはできないでしょうね。「敬老が支配する推定7千万ドル」を前面に出して日系社会へ向けて大きく流したものだから、あなた達が仕出かした出鱈目を何万人もの日系人が知るようになりましたからね。
そしてe-mailという現代の利器は怖いですね。まるでネズミ講のように物すごい勢いで拡散していますよ。間もなく、日系社会を構成するすべての日系人が知ることになるでしょう。コミュニティーの許しも得ずに、7千万ドルという巨額の金を敬老理事会の10人の理事と8人ほどのスタッフが自分勝手に牛耳っているということを。
だから理事会のみなさん、50万ドルの助成金制度を謳って正義の味方の振りをするのはもう止めたほうが良いでしょう。50万ドルをばら蒔くことによってあなた達が不当に支配する7千万ドルをカモフラージュするのは無理だということです。
色々なところから聞こえてくるのですよ。「助成金を申請しょうとしたが、知れば知るほど理にかなってないことがわかった」と言って申請を取り止めたということが。

拝啓 敬老理事会殿、
推定7千万ドルという巨額の金は、あなた達が思い通りにするような類いのものではありません。日系コミュニティーが50年以上にわたって築き上げた血と汗と涙の結晶なのです。
そのことに見向きもせず、知らぬ振りをするとは何事だ。それが属すべき場所へ早く戻すべきだ。戻すべき場所が日系コミュニティーであることは言うまでもない。血と汗と涙の結晶の恩恵を受けるべき日系高齢者のために、そして日系社会のために、次の世代に誇れるような高齢者施設を作るべきである。

ジョン金井






 





 









 

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